こんにちは、おふとんです。
映画館で久しぶりに映画を観たので感想言うね!
結論としては「まあまあだったな」という感じ。
良かったところ
人形のCGが超よかった!
現実の世界と、主人公が作っている人形たちの世界がちょこちょこ融合して話が展開する映画なんだけど、
人形たちのコツコツと歩く音や、持っている銃がカツカツ当たる音がチープですごくよかった。
ゲームでも銃を持ってたりすると、走るとカツカツチャリチャリ音がするよね。あれもすごい好き。
人形たちの動きが人間すぎず「人形」を保っているのもよかった。
銃で撃たれて死ぬ時も、硬いプラスチックを思わせるパキパキ感と特有のテカリも表現しててワクワクしてしまった。
女性たちのかっこいい歩きっぷりも見所!
美しくて生き生きした人形CGが観たい人はぜひ!
よくなかったところ
思ったよりもソフトなまとめ方だった
予告編に感動して、数年ぶりに「映画を観たい!」となったんだけど、
期待が高まりすぎてしまったのは否めない。
とにかく予告編がすごくよくできていた。
まあ予告編てそういうものだよね。
でも予告編で語られたメッセージ以上のものは、映画を観ても得られないというのが正直なところ。
大切なものを失ったとしても、友人や、情熱を注ぐことができる事柄、居場所があれば、私はもう大丈夫、逃げない。
これが私が予告編から得られたメッセージなんだけど、マジでこれだけだった。
映画の中で大事な部分をちゃっかり予告編に盛り込んでしまっている…。それ以上のシーンは映画にはない。
そんなに言っちゃって大丈夫かしら…
いいの。一個人の感想だし。そもそも人間はいろんな意見があるからこそおもしろいのだよ。ふはは
ネタバレの考察
突然マークの感情がポジティブになったのはなぜなのか
激しい暴行を受けたせいでフラッシュバックを起こす主人公のマーク。
処方されている薬を規定よりも飲みすぎていたり、
「加害者と同じ部屋にいることは無理」ということで法廷で証言すことができない、
とにかくうじうじしているんだけど(暴行を受けたからしょうがあるまい)
それが、突然霧が晴れたように「友人も街も写真もあるしもう僕は大丈夫!」ってなるんだが
なんでそうなったのか私には全く分からなくて感情移入ができなかった。
きっかけがないというかなんというか…
そもそも私はそのきっかけを知りたいがためにこの映画を観に行ったんだが…。
毎日毎日悩んで考えていることに突然答えが出ることってあると思うんだが、
これもそういう類のものなんだろうか。
ここらへんの感情の動きはもっと丁寧に描いてほしかったなあと感じた。
てゆーかここら辺が一番大事なところだよね?
ニコルが写真展に来て声をかけなかったのはなぜなのか
写真展に足を運んだニコルは、なぜマークに話しかけなかったのだろう。
友人だったら(しかもご近所さんだし)、声をかけるよね?
声をかけないという選択をさせた演出は私に何を伝えているんだ。
一体何を言いたいんだ。分からん。観た人分かる?あなたの考察を教えてー!
てゆーかニコルが良い人すぎて惚れたよ。
マークからのプロポーズを断る時、なるべく傷つかないような言葉選びや行動をしていてすごく好感が持てた。
終わりに
今回の劇場はほぼ満席だった。
満席の映画も久しぶりに観るなあと思った。
左右に知らない人がいるって少し嫌な気分になるから避けていたのだけれど、
今回は「なかなかいいものかもしれんな」と考え直した。
赤の他人たちと、同じ時間に、同じ場所で、同じ映画を観るというのはなんだかすごく特別な時間だなあと思った。
映画はまあまあだったけど、映画のモデルになったアーティストのMark Hogancampさんの作品は
人間味が漏れ出ていて好き。
映画に出てくる人形たちは、本当に忠実に描いていたんだなあと思える。
マークさんは自分の頭の中にある空想がかっこいいCGで表現されていて、きっと嬉しかっただろうなあ。
そういえば、この映画と同じ監督の「フォレスト・ガンプ」、すごく良い映画で有名だけど
私はそこまで心が動かされなかったことを思い出した。
私はもっとガンガン来てほしいんよ!もっとこう、情熱!みたいな!ダイハード!みたいなw
考えや感じ方はみんな違くてみんないい!よ!
情熱を注げることがある人生というのは最高だよね。
みんなも好きなことに全力で取り組もう!私は今日もゲームに情熱を注ぐんだ!
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