こんにちは!おふとんです。
どこかのインフルエンサーの人かまたはTwitterで「読んだ方がいい本」にあげられていたので読みました。
この翻訳本の原著は1858年に出版されました。
おおおおーなんと140年以上も前!
結局時代がどんなに変わろうが、人間は同じ悩みを抱えて生きているんだなあと心が軽くなる本です。
読んで取り入れたこと
- 誠実・素直・堅実に物事へ取り組む
- 恐れずに、つねに自分と向き合おう。絶望しても大丈夫。過去の偉人たちのように、また立ち上がれるぜ
- 短い時間で物事を考えない。何事も長い時間をかけて一歩一歩着実に生きてゆこう
- 好きなことを狂ったように取り組むことで初めて何かが成し遂げられるよ。好きなことを狂気の精神でやっていこう!w
感想
- めちゃめちゃ読みやすかった。
- 全ページを通して、とにかく鼓舞してくる。心の内で燃え続けまくる鼓舞!
- 何度も読みたい名言だらけの本
- 世に素晴らしい作品を生み出した偉人たちでも、みな必ず血がにじむような努力や、多くの時間を費やして物事に取り組んでいることが分かった
どんな人もみんな努力している、そうしてすべては自分次第、ということですね。
人々がおこなっている日々の地味な努力は見えないので実感がないけれど、
この本を読むことで
ねえ!みんなめっちゃ努力してるじゃんよお!
と身に染みて分かります。
今何かを頑張って取り組んでいる人にはオススメの1冊!元気が出るよ!
初めはKindleで購入したのですが、元気がない時にすぐパラパラと読めるように、
文庫でも購入して近くに忍ばせておく1冊になりました。
好きだった言葉たち
ある人は「天才とは常識の権化である」と定義づけた。また、ある大学の高名な学長は、奮励努力しようとする意欲のことを天才と呼んでいる。さらに、随筆家ジョン・フォスターによれば、「天才とは人間の内なる情熱の炎を燃え立たせる力である」という。フランスの博物学者ビュフォンにいたっては、「天才とは忍耐なり」とまでいい切った。
好きな文章。
天才がいるのではなく、継続や忍耐が天才を作るということです。
心の中にあるふつふつと燃え続ける情熱によっておこなわれる、
日々の石ころみたいな事柄の積み重ね、思考がその人を形作るのです。うーん、熱い文章!
わしは神も悪魔も信じない。自らの肉体と魂の力にのみあらん限りの信頼を置く
かっこいいですなあ〜。また読みたくなります。
実際、時間を浪費していては精神の中に有害な雑草がはびこるばかりだ。何も考えない頭は悪魔の仕事場となり、怠け者は悪魔が頭を横たえる枕となってしまう。忙しく活動しているのは他人に空き家を貸しているのと同じで、逆にブラブラ怠けているのは空き家をカラッポにしておくようなものだ。 空き家になった精神には、妄想の扉が開くにつれて誘惑が忍び寄り、邪悪な考えが群れをなして入り込んでくる。
私も経験があります。
時間を浪費するような生活をしていると、あちらこちらから誘惑が迫ってきて
さらに浪費してしまうという悪循環に陥ります。
そして、その誘惑を断つことができるのは自分しかいないのです。
誘惑を断つということは思ったよりも難しいです。
まずは時間を浪費していることに心の底から気づくことが必要です。
さらに、浪費よりも活動しているほうが楽しいな気持ち良いなという成功体験が必要です。
そして、その活動を継続しなければいけないのです。
私は一時期ネットサーフィンに5時間も6時間も浪費していた時期がありましたが、
日記を書くこと、そして今何をしているのかを徹底的に記録することで抜け出せました。
今日の私を築き上げたのは、ひとえに自分自身の力である
おっしゃるとおりですねえ…。
ゲーム好きな自分を築きあげたのは、間違いなく自分自身です。
私の中でゲームをしている時間というのは、
浪費ではなく創造性を培う行動タスクとして管理しています。
目の前にナシが置かれていて、あたりに人気がなければ、一、二個はくすねてしまう子供がいるかもしれない。だが、ある少年は、誰もいないところでさえナシを盗んだりはしなかった。その理由を聞かれて、彼はこう答えた。 「いいえ、そこには人がいました。ぼくが自分の目で見ていたんです。ぼくは自分が悪いことをするところなんて見たくはありませんからね。
その時は大して大きな出来事ではないかもしれないですが、
積み重なってくると精神的にやられるので侮らないほうがいいです。
そしてその積み重ねが自分自身を形成します。
積み重ねってこわいー!
「自助」とは、勤勉に働いて、自分で自分の運命を切り拓くことである。つまり他人や国に頼らないことである。これを現代流にいえば自己実現ということになるだろう。ただし私の理解では、自己実現とは、 ①自分の好きなことをやって、 ②十分に食うことができ、 ③のみならず、その結果が他人によって高く評価されることである〜 その方法としては勤勉・正直・感謝以外にない
冒頭でもお伝えしましたがこれ、140年以上前に書かれた本なんですよ!
最近の本ではないんですよ。
好きなことをやって十分に食う、そんで他人にも評価されちゃうっていうのが
いつの時代もみんなの夢だよね!ということです。
今日も自分自身に向き合って精進していきましょう!